プレゼンター
- 伊藤啓(独ケルン大学・実験形態学/神経解剖学講座 教授、東京大学 客員教授)
- 後藤史子(DICカラーデザイン株式会社)
- 伊賀星史(NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構<CUDO>)
開催情報
- 日時
- (開場 13:30)
- 会場
- DIC株式会社大会議室 アクセスのPDFはこちら 〒103-8233 東京都中央区日本橋三丁目7番20号 ディーアイシービル5F
- 参加費
- 1,000円(資料代込、現金のみ)
- 定員
- 80名(要予約)/今回はオンライン配信は予定していません
アクセス
JR東京駅から
東京駅八重洲中央口から八重洲通りを直進300m、中央通りを左折して50m(徒歩5分)。
東京メトロ・都営地下鉄 日本橋駅から
B1出口から銀座方向に直進100m(徒歩2分)。
概要
出版UD研究会では、第6回(2006年)伊藤啓さんに「色覚バリアフリー」というテーマでプレゼンしていただいて以来、第25回(2009年)、第48回(2015年)、第56回(2018年)と、節目節目に大切なテーマとして取り上げてきました。
世の中にはカラー印刷の本や雑誌が増え、電子メディアもすっかり日常的なコンテンツになってきました。そうした流れの中で、いまいちど、カラーユニバーサルデザインの基本的な知識と最新動向を捉え直すべく、出版UD研究会の70回記念として、あらためてこのテーマを取り上げることにしました。
現在、ドイツで教鞭をとられている伊藤さんには、色覚に関する基本的な知識と、カラーユニバーサルデザインの流れについて、これまでの取り組みとこれからの課題についてお話いただきます。
つづいてDICカラーデザインの後藤さんから、色覚多様性に対応したカラーデザインに関する2つの方向性、企業におけるカラーユニバーサルデザインの 位置づけの変化や、伝わるカラーデザインの実践方法についてプレゼンいただきます。
最後にCUDOの伊賀さんには、出版や印刷に限らず、情報通信、交通、教育、スポーツ、ゲームなど、さまざまな業界におけるカラーユニバーサルデザインの対応事例をご紹介いただきます。
多くの方にご参加いただけることを心より願っております
申し込み方法
参加ご希望の方は、下記メールアドレス宛に、(1)~(3)の情報を記入してお申し込みください。
- お名前
- 所属先(あれば)
- 緊急連絡先(携帯電話など)
参加費は、当日会場の受付にて承ります。
合理的配慮のお願い
障害などの理由で、当日配布資料・投影資料などのテキストデータ事前送付、駅からの誘導など、 なんらかの合理的配慮が必要な方は、お申し込みの際、その旨お知らせください。
プレゼンターのプロフィール
伊藤 啓(いとう・けい)
東京大学大学院理学系研究科修了、理学博士。独ケルン大学・実験形態学/神経解剖学講座教授、東京大学客員教授。自身が色弱(P型強度)で科学者向けに色弱の人にも分かりやすい学会プレゼンの色づかいを啓発する活動を始めたことから2001年にカラーユニバーサルデザインの活動を開始。NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構設立、カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット策定、JIS安全色改訂、国土交通省バリアフリーガイドライン改訂、TV局・気象庁・内閣府の気象防災情報の配色指針策定、国立競技場バリアフリー設計助言などに関わる。
後藤史子(ごとう・ふみこ)
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。色のイメージや情報を効果的に訴求するビジュアルコミュニケーション・デザインの観点から、企業の色彩に関連する調査・分析、商品企画、CMF(Color, Material, Finish)デザインの提案、色管理などを行う。大学らと共同でカラーユニバーサルデザインの研究開発、普及活動にも携わる。『ASIA COLOR TREND BOOK』副編集長・アートディレクター。日本色彩学会 視覚情報基礎研究会会員、色覚研究会会員。視覚科学技術コンソーシアム(VSAT)会員。
伊賀星史(いが・せいし)
NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構
CUDO専任CUD講師
教科書会社のユニバーサルデザイン電子黒板
Jリーグユニフォーム ゲームデザイン
担当実績:印刷・機器、防災マップ、電車車輌表示器その他